浄慶寺は、慶安二年(1649年)より唐人町の地にあり、福岡市民の憩いの場である大濠公園から博多湾へと注ぐ、水と緑に囲まれた黒門川通りに面しております。
西公園にも近いこの地区は、古くからの寺町でもあり、都心にありながら閑静な文教地区です。
当寺は、親鸞聖人のお言葉を共に聞き、人生の拠り所として、お念仏申す人が生まれることを願いとする寺院です。
ご門徒の皆様をはじめ、地域の方々により開かれた人と人の交流の場としての寺院となるよう毎月の勉強会(お勤めの練習、仏教講座)をはじめ、年間の行事に取り組みを行っています。
由緒沿革
浄慶寺の歴史は、天正19年(西暦1591年)に豊後国大友家家臣、大塚右京により志摩郡今津村(現在の福岡市西区今津)に右京の長男宗教を開基として建立されたことに始まり、元和7年(西暦1621年)二代宗興が荒戸(福岡市中央区荒戸)に坊舎を移転、寛永12年(西暦1635年)浄慶寺の寺号が許されました。
慶安2年(西暦1649年)荒戸より現在の唐人町の地に移転、寛文12年(西暦1672年)西本願寺より東本願寺へ転派し、貞享2年(西暦1685年)本堂および境内が落慶となりました。平成20年(西暦2008年)ご門徒の皆様の多大なご協力の下、ほぼ150年ぶりに本堂および庫裏など境内地を大改修し現在に至っています。
- 開基年
- 天正19年(西暦1591年)
- 創建者
- 豊後国大友家家臣、大塚右京の長男 大塚宗教
- 本 尊
- 阿弥陀如来
- 正依の経典
-
- 仏説無量寿経(大経)
- 仏説観無量寿経(観経)
- 仏説阿弥陀経(小経)
- 宗 祖
- 親鸞聖人
- 宗祖の主著
- 顕浄土真実教行証文類(教行信証)
- 宗 旨
- 浄土真宗
- 宗 派
- 真宗大谷派
- 本 山
- 真宗本廟(東本願寺)
京都市下京区烏丸通七条上る常葉町754番地


■宗祖親鸞聖人ご命日の集いご案内
毎月、浄慶寺では真宗の宗祖、親鸞聖人のご命日である、28日に「宗祖親鸞聖人ご命日の集い」を開催しております。『正信偈』のお勤めをはじめ、真宗の教えを共に学び合う時間と場所です。
初心者の方も大歓迎です。ぜひ、ご参加下さい。
- 【期日】
- 毎月28日
- 【時間】
- 午後1時30分より午後3時30分頃まで (※ご予定・ご都合のある方、途中出入り自由です。)
- 【場所】
- 浄慶寺本堂にて
- 【参加費】
- 無料
- 【持ち物】
- お念珠・勤行本(赤本)(※お持ちでない方はお寺でお貸しします。)
この集いでは、
- ①勤行
- 『正信偈(しょうしんげ)』を声に出して読みます。
- ②「仏教のお話し」
- お経の内容(ストーリーや言葉の意味など)についてお話しがあります。
- ③時には、みんなで楽しくティータイム。
- お茶をいただきながら、楽しくお話ししましょう!
を行います。
■コーラス
『仏教讃歌』を一緒に歌い心身のリフレッシュをしませんか♪
ご門徒のピアノ講師の方にご指導いただきコーラス教室を始めます。すてきなハーモニーを奏で楽しいひとときを過ごしましょう!
♪月に1回、本堂や庫裡で練習します。
♪毎月第3金曜日 午後1時30分~(1時間程度)
- ※全ての法要・行事はどなた様も参詣できます。
- ※年度ごとに開催日が異なりますので、「お知らせ」ページにてご確認下さい。
- 修正会(年の初めの法会)
- 年の初めはお寺で新たな心に。
- 春の彼岸会(おひがん)
- 春分の日を中心にした前後1週間。
- 花まつり(お釈迦様のお誕生をお祝いして)
- 山門に花御堂、子どもたちにお菓子。
- 永代経(えいだいきょう)
- 末永く仏の教えを勤め、念仏道場の護持を願い。
- 孟蘭盆会(お盆・・・8月13日から15日まで)
- 期間中に本堂にて合同法要を勤めます。
- 秋の彼岸会(おひがん)
- 秋分の日を中心にした前後1週間。
- 報恩講(ほうおんこう)
- 宗祖親鸞聖人の御命日をご縁としてお勤めします。
- ※全ての法要・行事はどなた様も参詣できます。
- ※年度ごとに開催日が異なりますので、「お知らせ」ページにてご確認下さい。